我的中文學習日記

個人記録用の、ゆる〜い中国語学習記です。

台湾語学研修に行くまで

こんにちは。はじめまして。程亮亮です。

 

今回は、私の人生を大きく変えてくれた、2016年3月に参加した台湾語学研修を振り返りたいと思います。

 

…が、その前に、参加するきっかけについて書いておきます。

 

おそらく、今回はまだ私が台湾に着く前のところで

文字数がそこそこの量になりそうなので、行くことになった経緯には興味がないという方は今後の更新をお待ちください。。

 

 

 

 

大学1年生の冬、中国文学か何かの授業で、「台湾師範大学短期語学研修」のチラシをもらいました。

 

今はコロナの影響でもう開催されてないと思いますが、当時、私の大学と師範大は毎年3月に共同で語学研修を開催していました。

私の大学から、大体30人くらい、中国語を勉強している日本人学生が参加し、中国語の先生を目指している師範大の大学院生が先生として授業をしてくれる、

…というウィンウィンな(?)プログラムです。

 

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↑当時のチラシ

 

チラシをもらって、私はすぐ

陽岱鋼の聖地で中国語が3週間も勉強できるなんて楽しそう!台湾行ってみたい!!」

と思ったのですが、それと同時に、

「でも中国語もそんなにできないし、海外も行ったことないし、大丈夫かな…」

という不安でいっぱいに。

 

「飛行機の国際線なんてどうやって乗るんだ?」という、しょうもないところから全てが心配でした。

 

当時の私はチャレンジが苦手なチキンで(今もですが)、今まで"未知のことに自ら取り組む"なんて経験はありませんでした。

 

 

行ってみたいような、でも怖いような、反対されるかな、でも一応見せるだけ見せてみようかな…

 

そんな気持ちで、母親にチラシを見せました。

「これ…行ってみたいんだけど…どうしよう」

 

すると、母親から意外な言葉が。

 

「行きたいなら行っておいで。じゃないと後悔するよ」

 

てっきり「日本でも勉強できるのにわざわざ行くの?」とか「行きたいなら自分でお金なんとかして」とかなんとか言われると思ってたので、

まさか「後悔しないように行ってきな」という言葉が返ってくるとは本当に思っていませんでした。

 

そのあと、母親が自身の経験談を話してくれました。

 

大学時代、同じように北京語言大学の語学研修のチラシをもらったこと。

すごく行きたかったのに、韓国人の彼氏から「俺は行けないのに※」と言われ、結局自分も行かなかったこと。

あのとき行かなかったことを、今でも強く後悔していること……

 

母親は、私に同じような後悔をして欲しくないと思って、私に「行っておいで」と言ってくれたのです。

 

この言葉に背中を押され、人生初の海外行きが決定。

 

この時の母の言葉は、もし私が「今まで人に言われて嬉しかった言葉ランキング」を作るとしたら間違いなくベスト3には入りますし、

もし将来私に子どもができたら、私も同じような言葉をかけてあげたいな、とも思っています。

 

 

そこからネットで毎日「台湾 留学 持ち物」「台湾 治安」「台湾 注意点」「台湾 3月 気候」…みたいなキーワードで検索しまくって

(おすすめのスーツケースのサイズまで調べた)

サークルの先輩に「飛行機の国際線ってどうやって乗るんですか?」なんてくだらない質問をし、

人生初のパスポートを申請し、

ウェットティッシュ、マスク、ゴミ袋なども大量に買い込み、

汚れても良いような服をわざわざ買いに行き、

台湾のガイドブックも購入し熟読するなど、

万全の準備をして出発しました。

 

実際、相当準備は良い方だったと思います。

 

……中国語以外は。

 

 

結論から言えば、この語学研修をきっかけに、

「中国語を話せるようになりたい!!!」

と本気で思うようになり、

また、この経験が、

「後悔しないように色々チャレンジしながら生きよう」

と考えるようになる大きなきっかけにもなりました。

 

 

…ここまで書いてたら、案の定、まだ台湾にも行ってない段階でこの長さになりました。笑

 

実際に行った感想はまた次の機会に。。

 

ここまで読んでくださった方々、ありがとうございました。

 

 

注※当時中国と韓国が国交回復していなかったためとのこと。ちなみにその彼氏は私の父です。